婚約指輪の価格相場は、どのくらいが当たり前なの？

かなり昔の話ではありますが、婚約指輪は給料の３か月分という宣伝が一時期流行り、婚約指輪というものは、給料の３か月分のものを購入するのが当たり前のような時代がありました。
これは、本当に３か月分のものを購入しなければいけないという風習があるわけではありません。
婚約指輪を、少しでも高価な値段のものとして販売したいという、貴金属メーカーや宝石店のＣＭだったわけです。

ですから、給料の３か月分を婚約指輪につぎ込まなければならないと決まっているわけではありません。
しかし、あまりに衝撃的なテレビコマーシャルだったので、沢山の人の頭に、その宣伝文句が定着してしまっているというのが現状なのです。
この事実を知っているというのは、ある意味でお相手を納得させることもできるかと思いますので、ぜひ、頭の隅にでも置いておいていただければと思います。

さて、婚約指輪の相場の話に戻ります。
高給取りの方であれば、それなりの婚約指輪を購入されるのかもしれませんが、一般的に婚約指輪に支払う金額というのは、大体２０万円～３０万円の間位というのが一般的のようです。
女性の中でも、給料の３か月分というのを定説のように考えている方も意外と多いかもしれません。
しかし実際、このくらいの値段の幅で売られているものが最もよく売れているようです。

高価なものを購入するというよりは、愛する女性に指輪を贈りたいと願う男性の気持ちが大切だと思うのです。
無理に背伸びして高価なものを購入し、結婚生活が始まってからも長い年月の間、婚約指輪のローン支払いで、新婚生活がままならなくなってしまうというのでは話になりませんよね。
できれば、ローンを組まずに購入できる範囲のものを選ぶのが一番理想でしょう。

お相手の女性にも「このくらいの金額の婚約指輪の購入でいいですか？」ときちんとその理由を説明しながら話をしていけば、必ず納得してくれるはずです。
自分の購入できる金額の範囲を、これから生涯共に生活していく女性に話をするのは、何も恥ずかしいと考える必要はないわけです。
結婚後の生活のこともきちんと考えて、自分に見合った金額の婚約指輪を選ばれるのがよいのではないでしょうか。